目次— TABLE OF CONTENTS
- 01生成AIパフォーマンスレポートとは1分
- 02このレポートで何がわかるのか1分
- 03なぜ今このレポートが必要だったのか1分
- 04デジタルマーケターとして、このレポートをどう受け取るべきか1分
- 05現時点での制限と今後の展望1分
- 06自分のサーチコンソールで確認する方法—
2026年6月3日、GoogleはSearch ConsoleにAI検索専用のパフォーマンスレポートを追加しました。AIオーバービューやAI Modeでの自サイトの表示状況が、独立したビューで確認できるようになります。
生成AIパフォーマンスレポートとは
Googleは公式ブログで発表した通り、Search Consoleに「生成AIパフォーマンスレポート」を追加しました。これまで通常のパフォーマンスレポートに混在していたAI検索面でのインプレッションが、専用ビューとして独立します。
対象はSearchとDiscoverの2面です。SearchレポートではAI OverviewsとAI Mode、DiscoverレポートではDiscoverの生成AI機能がカバーされます。現在は一部サイトへの限定ロールアウト中で、段階的に展開される予定です。
これらのレポートは一部のウェブサイトに順次展開しており、広く公開する前に徹底的なテストを行い、フィードバックを収集しています。
Google Search Console ヘルプドキュメント
このレポートで何がわかるのか
新レポートで確認できるのは、インプレッション(AI検索面にURLが表示された回数)、ページ(表示された具体的なURL)、国、デバイス(Searchのみ)、そして時間・日・週・月単位での日付推移の5項目です。
既存のパフォーマンスレポートのデータは変わりません。このレポートはAI面に絞った専用ビューとして追加されたものです。

✅ 確認できる:インプレッション、ページ、国、デバイス、日付
❌ 確認できない:クリック数、クエリ(検索語句)
なぜ今このレポートが必要だったのか
AI Overviewsが2024年にアメリカで本格展開されて以降、サイトがAI検索面にどれだけ表示されているかを公式データで把握する方法がありませんでした。Search Console上では通常の検索結果とAI面のデータが混在したまま集計されており、AI検索への露出を切り分けることができない状態が続いていました。
今回のレポートはその空白を埋める第一歩です。Googleが「AI面での可視性」を独立した計測対象として公式に位置づけたことで、サイト運営者は初めて自分のコンテンツがAI検索でどう扱われているかを確認できるようになります。
AIを活用したマーケティングの実践については、AIを使ったマーケティングの基礎もあわせてご覧ください。
デジタルマーケターとして、このレポートをどう受け取るべきか
「AIオーバービューに掲載されたページ数」が初めて公式に可視化される指標になりました。クライアントレポートやサイト分析の場面で、AI検索面での露出を数字として示せるようになります。
また、AI検索面でのインプレッションとクリックは切り離されています。ページがAIオーバービューに掲載されても、ユーザーが必ずしもサイトに訪問するわけではありません。現時点では「Googleの生成AIが自分のコンテンツを関連性ありと判断しているか」の確認ツールとして捉えるのが現実的です。
デジタルマーケティングの独学ロードマップでは、こうした変化に対応するための学習の順序についても整理しています。
現時点での制限と今後の展望
まだ全プロパティへの展開は完了していません。クリックとクエリのデータについてはGoogleが「追加指標は順次対応予定」としていますが、時期は明示されていません。Search Labsで現在実験中の機能もデータから除外されます。
Googleは今後もサイト運営者からのフィードバックをもとに、レポートの内容を拡充していくとしています。
自分のサーチコンソールで確認する方法
現時点では一部のサイトオーナーへの限定ロールアウト中です。グローバル展開の時期はまだ明示されていませんが、テスト完了後に順次拡大される予定です。
レポートが届いた場合は、Search Console内の「パフォーマンス」から「検索結果」を開き、「Generative AI」タブから確認できます。タブが表示されない場合はロールアウト待ちか、サイトがAI検索機能から除外設定になっている可能性があります。
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